どんなに難しい挑戦も、
「できること」が必ずある。
佐藤 智哉
sato tomoya2017年入社
生産技術部|生産技術Gr
- 入社1年目~
- いわき工場|製造本部 いわき製造部 レアメタル製造Gr
- 入社4年目~
- 生産技術部 生産技術Gr
わたしの仕事
LiB再生の実験用設備に幅広く関わる。
工業高校の電気科で学んだ後、就職活動の際に、いわき工場を見学する機会がありました。見たこともない大きな装置や多様な制御盤。その規模感に圧倒されると同時に、「楽しそう!」とワクワクし、入社を決意しました。現在は生産技術部で、主にLiB(※1)再生事業の新規案件に使用する設備に関わっています。業務内容は多岐にわたり、リサイクルのプロセスに関する実験用の電気・制御設備の設計から導入、動作確認、量産化への対応、さらに既存設備のトラブル対応を担うこともあります。学生時代に学んだ分野も関わってはいますが、リサイクルに対する知見や機械的な知識など、新しく得ることもたくさん。先輩に助言をもらいながら、一つひとつ経験を積んでいます。
※1 LiB…Lithium-ion Battery
仕事のやりがい
周囲の反応が大きな励み。
アサカ理研には、お互いの仕事を認め合い、感謝し合う文化があるので、社内の反応が大きなやりがいです。プロセス開発を担う開発部からは、さまざまな依頼が寄せられます。中には今の自分では難しい依頼の場合もあるのですが、できないと決めつけては、自分も会社も成長のチャンスを逃すことになるかもしれません。だから必ず一度持ち帰って、できることを探すようにしています。そうして実現できた設備の中には、他の設備にも転用することで多くの人に役立ててもらえる汎用的なものもありました。自分なりの手応えがあったのはもちろん、周囲からも「すごい!」「さすが!」などと反応をもらえて、とても嬉しくその後の励みになっています。
挑戦と成長のエピソード
引っ込み思案だった自分が大きく変わった。
学生時代は引っ込み思案で、自分から積極的に行動することができませんでした。しかし仕事を通じて、主体的にコミュニケーションをとることの大切さに気づきました。担当業務を進める際、1から10まで必要な情報が揃っているとは限りません。以前、自分から情報を取りに行く勇気がなく、わからない点を解決しないまま進めて、結局期日に遅れてしまうという失敗を経験しました。そのとき上長から「自分だって知らないことはたくさんある。恥ずかしいなんて気持ちは捨てて、自分から聞きに行こう」と助言を受けました。そのアドバイスをきっかけに少しずつ行動が変わり、今では率先してコミュニケーションを取れるようになりました。期日も守れるようになり、技術者としてだけでなく、人としても成長できた実感があります。
未来のこと
ワクワクがどんどん広がっていく。
まずは今関わっている案件を、スピード感を持ってやり遂げたいです。少しでも早く完成させれば、その分早く成果につなげられますから。社内でも新しい取り組みなので、ここから得られる経験は大きなものになると思います。そしていつか「佐藤くんに任せておけば大丈夫」と言ってもらえるような、頼りになる存在になりたいです。学生の皆さんには、勉強している分野以外にも興味を持ったことを、どんどん学んでみて欲しいと思います。アサカ理研は常に新しい挑戦をしている会社。私たちもそれに追いつこうと勉強や挑戦を続けています。まるで会社に引っ張ってもらっているような感覚です(笑)。だから自分の興味を生かせるチャンスはきっとあるはず。工場見学のときに感じたワクワクは、今さらに広がっています。
私たちと一緒に挑戦してみませんか?